イベント日時
イベントタイプ
ジャンル
Techno
House
アーティスト
Yamarchy
Ryokei Kato
OCCA
AKIRAM EN
imus
会場
東京・渋谷・道玄坂クラブカルチャーの新たな黎明期、2021年に翠月-MITSUKI-でスタートした Alien Sex Friends。クラブ・ダンサーとミュージック・ラバーたちが集うのは、1フロアーと最小限のプレイヤーが行き交う DJ ブース - 明快かつマッドにパーティの品質を追求する姿勢で、幅広い年代・個性のオーディエンスたちと強烈な夜を繰り広げて早3年間と半年ほど。更に活動を拡張すべく、2025年はホームエリアで最も大きな規模を持つ WOMB にて新たに A.S.F. と題した主催クラブ・イベントを開催する。
2F メインフロアはもちろん A.S.F. のレジデント DJ である P-yan と Ryokei が担当する。東京で15年以上キャリアを積み、それぞれベルリンへの移住などを経て合流。Alien Sex Friends では国内ローカルの重要 DJ たちから、国際的に認知される DJ たち - DJ Masda や Mr.Ho、そして Kino、Unai Trotti など欧米シーンの最前線で評価を得ている人物たちと交流を重ねてきた。近年は P-yan と Ryokei のどちらもアジア各国でのギグを頻繁に行い、2023年にはレーベル A.S.F.RECS も始動。Takashi Himeoka と A.S.F.による楽曲を100枚限定ヴァイナル・リリースしている。
翠月-MITSUKI-のディレクターであり、渋谷を拠点に全国を行脚する DJ の Yamarchy もプレイする。20年代の国内クラブカルチャーのキーマンと言っても過言ではない Yamarchy は A.S.F.との共演も多く、24年には RAINBOW DISCO CLUB 15 Years Korea にて P-yan との B2B を成功させた間柄である。A.S.F.との抜群の相性は証明済みだ。ミニマルハウス~テクノの機能的なグルーヴを主軸としながら、ルーツであるバレアリックやサイケデリックの感覚や、ディスコから抽出した享楽性が織り込まれたような、ダンスミュージックの多様なエッセンスをフリーキーに楽しめるフロアになりそうだ。
同フロアのサウンド・エンジニアは Alien Sex Friends 初期からサウンドメイクを担当し、rural や MUTEK.JP、タイの人気フェス Wonderfruit Festival でも腕を奮う Ryosuke Tsuchiya が手がける。空間演出として RAINBOW DISCO CLUB や都内の重要なアンダーグラウンド・パーティーを担ってきた REALROCKDESIGN も参加する。
4F は名古屋屈指のストイックパーティー兼レーベル RICE を主宰し、ミニマルでディープなダンスミュージックを探求してきた DJ の G と、同じく名古屋拠点で RICE のレーベルでも渋好みの傑作トラックを発表し、ライブ活動も精力的に続けるトラックメイカー Goemon が登場。加えて高円寺 Grassroots での Nuts や代官山 UNIT での ARTEMIS といったパーティーを通じ、A.S.F.の面々と15年以上に渡り東京のナイトライフの一端を担ってきた Nehan も参加する。こちらではストリップダウンされたハウスグルーヴに身を任せて、没入するような音楽体験を期待できる。
1F は札幌を拠点としつつ欧州・アジアでの評価も高まる Occa がオーガナイズする。彼が WOMB で開催している Telepath は、テクノの可能性を拡張する挑戦的なゲストを国内外から招致している。P-yan と Ryokei も彼の指名により、同イベントの1フロアを作り上げた経験がある。もう1名の DJ として、東京から全国各地に活動範囲を広げ、レフトフィールド・アブストラクトのテイストを落とし込んだ惑乱的なテクノを表現してきた Akiram En を迎える。他のフロアに比べても一際ダークな、アグレッシブで捻じ曲がったサウンドのテクノが鳴り響くだろう。そして、東京の最深部の最もドープなダンスシーンから全国の様々な場所へ活動の幅を広げる Imus と Kyomi の B2B は必見。ジャンルの枠に収まらないエクスペリメンタルな選曲によって美しく展開するマインド・トリップは、一晩繰り広げられる狂祭の始まりに相応しいだろう。
上記の通り、いずれのフロアも A.S.F.が音楽性に熱い信頼を寄せる DJ / ライブアクトが揃っている。あなたがクラブミュージックを愛しているなら、今まで以上に熱狂できる瞬間を、ここで体験できるはずだ。